第39回公演 「The Light of Darkness」暗闇演劇® ハーフブラックシアター

今回は『光』が主役の暗闇演劇をお届けします。

暗闇演劇では小さな光、一瞬の光が砂漠の中で出会った水滴のように、生命を感じたり、涙したり、感動したり、躍動感を与えます。
例えば、「The BACK of BLACK」という公演においては、自分の影に恐怖を感じ、暗闇にいた青年が子供に「影と一緒になるといいよ、360度回る光の中にいればいいんだよ」と言われます。
360度回る光の中とは、光る縄跳びの事で「そうか!全身に光を浴び、影のない世界を跳べばいいのか」と光の輪の中に入ると、なんと逆に人影のように全身が真っ黒になりました。影も初めて地面から離れ、影と本人が一体化し、自分自身が影自身になりました。
影と一緒になって跳んでいる姿は美しく、暗闇なのに優しく影が包み、光の輪は教会のローソクの火が何かを語りかけるかのように温かく笑っていました。
このように照明ではなく生きた光が暗闇では活躍します。
夜に街灯やコンビニの光を見ても何も感じませんが、山の上から夜景として見ると、美しく輝いて見えるのは、電線が毛細血管のように繋がり光るので、街が生きているのを感じるからか、いや、街を星空と感じて、と色々な思いが頭を巡ります。 光が話しかけたり、踊ったり、跳んだり、笑ったり、怒ったり、泣いたりするというのを暗闇の中で感じてみてください。
今回はハーフブラックシアターと命名しました。今まで、暗闇が苦手でなかなか観るきっかけがなかった方にも観やすく、まさに明るく楽しめる演劇になっていますので、是非観にいらして下さい。
皆様のご来場を心からお待ちしています。
大川 豊

 

ー 大川興業第38回本公演「Show The BLACK」には、モニターとして視覚に障がいをお持ちの方にもお越しいただきました。そのお客様たちの暗闇演劇初体験の声です。

■しゃべりと気配だけで2時間たっぷり楽しむことができました。目が悪くなってからは、昔に比べ、映画に行っても演劇に行っても画像が入らない分、理解も半減、感動も半減、楽しさも半減な気持ちもありましたが、今回は100%楽しめました。何より、晴眼者と同じ条件で感想や考えたことを話し合えることが嬉しかったです。今までは、あの場面どうだったの?とか疑問が多く、感想を言い合うより、質問して終わっていた状態でした。今回は、私の方が内容を把握できてたみたいで、少し嬉しかったです。
■一般の方々と同じ条件で見れてるのがいいなと思いました。朗読との違いも実際見てよくわかりました。想像力をいっぱい使い、とても楽しめました。
■舞台と観客席との距離感やレイアウトがよく考えられていたことに感動しました。
■懐かしのギャグや今話題の言葉等を柔軟に取り入れており、笑いあり、驚きありで、あっという間の2時間でした。
■それぞれの個性を暗闇の中でありながら、うまくバランスよく表現されていたと思いました。振動も伝わってきて、臨場感がありました。

大川興業