コラム

2015.09.20. 暗闇コラムはじめました。

今回は「光」が主役の暗闇演劇をお届けします。
大川興業が本格的に暗闇演劇を始めて10周年を迎えました。振り返ってみると、それ以前の本公演、ソロライブ、コンビライブ等でも、大川興業は暗闇シーンを取り入れていました。そうしたものも含めると、もう20年以上も暗闇演劇をやっていることになります。
暗闇演劇を観ていただいたお客さまには、「感謝観劇雨あられ」としか言いようがありません。お客さまの笑いや拍手が、本当に「光」に見えました。
暗闇の中では五感が鋭くなります。当たり前のように視覚も鋭くなります。今まで気がつかなかった光にも感激するのではないかと感じています。
たとえば、いつもなら仕事で忙しくて気づかなかったのに、ふと下を見ると歩道の敷石と敷石の間にタンポポが咲いていることに気づきます。そして、そのタンポポからは、花壇に咲く花よりも強い生命力、物語を感じます。
東日本大震災の復興支援の現場でも、巨大な水門が破壊された瓦礫の中に草が生え、花が咲いていました。その花が、今まで見てきたいろいろな花の中でも一番印象に残っています。
今の時代は、夜になっても、照明、TV、PC、コンビニ、街灯、車のライト、ありとあらゆる光のシャワーを浴びて光に麻痺しているはずです。
歩道の花、津波の後の花にも物語があるように、「光」にも物語があるのではないかと思っています。
是非とも「光」が主役の演劇を観に来て下さい。

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